【記 録】 
       
       (3月18日) 
       
       今日は小屋泊まりのため、いつもより遅く出掛ける。丁度ラッシュの時間と重なったが、予定通り奥多摩駅に着くことができた。 
       駅前から丹波山村役場行きのバスに乗る。中途半端な時間のため、乗客は少ない。奥多摩湖でバスを降り、小河内ダムを歩いて、登山口から登り始める。 
       だいぶ春めいてきて、かなり暖かく感じる。ただ、今日から明日にかけては、南岸低気圧が通過する予報のため、途中ビバーグとはいかない。急登をすすみサス沢山にはほぼ予定通りに着いた。 
       ここには、しっかりとした標識がある。 
       サス沢山から更に1.5時間登って、ようやく惣岳山に達した。ここまで来るとほっとする。 
       ここからは登山道も平らになり、約30分で御前山に着き、少し下った避難小屋に入る。 
       ツェルト・フライを張って、宿泊体制は完了。今日の宿泊は私のみ。ホットウィスキーを飲んで身体を温めながら、大相撲春場所の中継を聴く。 
       
       (3月19日) 
       
       昨夜は少し冷え込んだが、小屋の中なので、まあまあ暖かく過ごすことができた。低気圧は通過途中のようで、夜半から雪が降り出した。 
       予定のバスに乗るべく、少し早めにに小屋を出発する。昨夜からの雪が下山道に約10cm積もったようで、ルートが判りにくいが少し残ったトレースを頼りに降りてゆく。 
       境橋のある青梅街道に出て、少し歩いた病院前バス停からバスに乗る。 
       奥多摩駅での電車の接続は良いはずであったが、実のところは午前中は雪のため、運休となってしまった。3.5時間待って、本日最初の青梅行きに乗ることになってしまった。 
       
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